2025.12.21SUNトイレリフォーム
【トイレリフォーム】タンクレストイレのメリット・デメリットを徹底比較|後悔しない選び方
無垢スタイルのリノベリフォームの藤川です。
今回は、トイレリフォームでよく検討される「タンクレストイレ」について詳しく解説します。
「見た目がスッキリしておしゃれそう」
「でも、タンクありトイレと何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タンクレストイレの特徴・メリット・デメリット・おすすめな人/向かないケースまで、分かりやすく比較解説します。
トイレリフォームで後悔しないための参考にしてください。
タンクレストイレとは?|仕組みと特徴
タンクレストイレとは、その名の通り水を溜めるタンクが付いていないトイレのことです。従来型(タンクありトイレ)は、タンクに溜めた水を使って洗浄しますが、タンクレスは水道直圧の水流で直接洗浄します。
タンクレストイレの主な特徴
・背面にタンクがない・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・空間を広く見せやすい
・連続使用が可能
近年は、デザイン性と機能性を重視する方を中心に人気が高まっています。
タンクレストイレのメリット
①デザインがスッキリしておしゃれ
タンクがないことで凹凸が少なく、ホテルライクで洗練されたトイレ空間を演出できます。インテリアにこだわりたい方には特におすすめです。②トイレ空間が広く感じる
背面のタンクがなくなる分、圧迫感が軽減され、コンパクトなトイレでも広く感じやすくなります。マンションや狭小住宅にも相性が良いのが特徴です。③掃除がしやすい
タンク周辺の複雑な形状がないため、ホコリや汚れが溜まりにくく、日々の掃除がラクになります。④連続で流せる
タンクに水が溜まるのを待つ必要がないため、家族が続けて使用してもスムーズです。⑤節水性能が高い
最新のタンクレストイレは、少量の水で強い洗浄力を実現しています。結果的に、水道代の節約につながる点もメリットです。タンクレストイレのデメリット
①停電時に使えない場合がある
電気で制御するタイプが多いため、停電時に洗浄できないケースがあります。※手動洗浄レバー付きの機種なら対応可能な場合もあります。
②手洗い器が付いていない
タンクがないため、従来の「タンク上の手洗い」は使用できません。別途、手洗い器の設置が必要になることがあります。③本体価格・工事費が高め
タンクありトイレに比べると、本体価格・施工費ともに高くなる傾向があります。④水圧が弱い住宅では設置不可の場合がある
タンクレスは水道直圧を利用するため、マンション高層階や水圧が弱い住宅では設置できないケースがあります。事前の現地確認が重要です。タンクレストイレがおすすめな人
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・トイレをスッキリ・おしゃれにしたい
・掃除の手間を減らしたい
・トイレ空間を広く見せたい
・最新設備を取り入れたい
・家族の使用頻度が高い
タンクレストイレをおすすめしないケース
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・停電対策を重視したい
・水圧が弱い住宅
・リフォーム費用を抑えたい
・手洗い器を増やしたくない
タンクレスは「条件に合えば快適」
タンクレストイレは、デザイン性・掃除のしやすさ・快適性に優れた人気設備です。一方で、『価格』『停電時の対応』『水圧条件』など、注意点もあります。
「ライフスタイル・予算・住まいの条件」を踏まえた上で選ぶことが、後悔しないトイレリフォームのポイントです。
トイレリフォームをご検討中の方は、タンクあり・タンクレス双方の特徴を理解し、ご家庭に合った最適なトイレを選びましょう。