こんにちは。
無垢スタイルのリノベリフォームの立石です。
今回は外構エクステリアの「フェンス」についてご紹介します。
外構は建物の“顔”とも言える重要な要素。特にフェンスは、デザイン・プライバシー・コストのバランスが問われる部分です。
一般的に「フェンス」と聞くと、ブロック塀＋金属製フェンスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、今回は、自然素材を活かした「ウッドフェンス」の施工事例をご紹介します。

新築OB様からのご相談｜建物と外構の統一感を大切に

今回ご相談いただいたのは、弊社で新築を建てていただいたOB様。
ナチュラルテイストを大切にされており、『建物外観との統一感』『人工的に見えない素材感』『長く使える外構計画』を重視されていました。
そのため、よくある「木目調の樹脂フェンス（木質樹脂複合材）」ではなく、本物の木材によるウッドフェンスをご要望されました。

打ち合わせ段階から完成イメージを共有｜スケッチパースの活用

無垢スタイルでは、外構工事でもスケッチパースを用いて打ち合わせを行います。

• ・完成後の高さ感
• ・隣地との見え方
• ・建物とのバランス

を事前に確認できるため、「思っていたイメージと違う」というズレを防ぐことができます。

屋外で使える木材とは？｜ハードウッドとソフトウッドの違い

雨ざらしでも使える木材は「ハードウッド」

屋外で使用するウッドフェンスやウッドデッキでは、耐久性の高い木材選びが非常に重要です。
一般的におすすめされるのが、ハードウッド（広葉樹）と呼ばれる木材です。
よく使われるハードウッドの種類に、『イペ』『イタウバ』『ウリン』『セランガンバツ』『サイプレス』があります。 これらは主に南米・東南アジア産で、油分が多く、非常に硬くて重いのが特徴です。

杉や赤松（ソフトウッド）は屋外に不向き？

一方で、杉や赤松などの針葉樹（ソフトウッド）は、加工しやすい・コストが安い、というメリットがある反面、 長期間の雨ざらしには不向きです。
ホームセンターで見かける格安ウッドデッキ材は、このソフトウッドが多く、「数年で傷んだら作り替える」前提であれば選択肢になります。

コストを抑えたウッドフェンスの工夫｜ステンレスワイヤーを採用

今回のフェンスでは、一般的な横板貼りのウッドフェンスではなく、『柱＋ステンレスワイヤー』という構成をご提案しました。

ステンレスワイヤーフェンスのメリット

・視線をほどよく遮る
・圧迫感が出にくい
・材料コストを抑えられる
・シンプルで洗練された印象
遠目から見ると、木の柱が均等に並んでいるだけのすっきりした外観。
近くで見ると、上下に張られた2本のワイヤーがさりげなく境界を示します。

ビフォー・アフターで見る外構の変化

BEFORE

AFTER フェンスを変えるだけで、建物全体の印象が格段に引き締まり、自然素材ならではの温かみも感じられる外構に仕上がりました。

低コスト×自然素材の外構エクステリアは可能です

・自然素材の外構にしたい
・ウッドフェンスに憧れはあるけど費用が心配
・建物と外構をトータルで考えたい
そのような方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
無垢スタイルでは、素材選び・デザイン・コストのバランスを考えた外構エクステリア・リノベーションをご提案しています。
外構工事・フェンスのご相談は、ぜひ【無垢スタイル建築設計】までお気軽にお問い合わせください。