建築コンサルの野田です。
このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

今月は耐震診断のご相談が増えております。
発災時に安全を守ることは全てに優先し、まず準備を進めるべき事です。

防災士の資格を有する友人が数名居るので、色々な情報が入ってきますが
安全の確保にはパニックコントロールがとても重要とのこと。
居る場所の安全な場所と、リスクのある場所を理解していることも大切。

家具などの転倒で避難経路が塞がれる事もあるので、
安全な空間がどこにあるか、確認してみて頂けたらと想います。

地震の多い日本では、発災に備えて家の耐震化だけでは無く、
ライフラインの確保に目を向ける方も増えています。

電気が自宅で創れるように太陽光パネルを設置したり
夜間の安価な電気代で蓄電池を充電し普段はそのまま活用しながら
発災時には電力を充電池から賄う準備としている方も。

ライフラインが分断された時の想定で、
都市ガスからプロパンガスに切り替える方まで。

雨水を生活用水として活用するために蓄える機能を有する設備を設置したり
色々な形で自然災害に備えるタイミングかも知れません。

防災士や建築家など専門家に住空間をチェックして貰うのはいかがでしょうか。