2018.08.27MON内装リフォーム
照明による心理効果
こんにちは
リノベリフォーム設計室のインテリアコーディネーター 山下です。
今回は照明による心理効果についてのお話です。
「サーカディアンリズム」という言葉を聞いた事はありますか?
時間と光と身体の連動、「体内時計」「概日リズム」とも言います。
古代から人は朝日によって起きて活動し、夕焼け時に家に帰って体を休める、という生活リズムが脳にインプットされています。
生活スタイルが多様化している現代でも夕日を見れば落ち着いた気持ちになり、体を休めたくなるのはこの心理効果によるものです。
照明計画を立てる際、
その部屋でどう過ごすか?──
という事が重要になります。
もし「ゆったり寛げるリビング」にするなら天井からの光ではなく、足元から腰高くらいまでの低めの位置に光を持って来るのがお薦めです。
ダウンライトやシーリングライトの様に天井に設置するなら、調光式にして明るさを抑えめに出来るタイプがいいですね。
逆に活動的な空間では天井や壁を照らして明るさを出します。
勉強部屋であれば天井からの明かりだけでなく、スタンドライトの様に手元を照らす器具も必要です。
人の生活において、単に照明は明るさを確保するだけのものではなく、心理効果や身体的にも影響があるものですので綿密な計画が必要です。
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