2025.12.04THUリノベーション業者の選び方
物価上昇のいま、リフォーム費用はどう考える? ― 失敗しない予算管理と会社選びのポイント
リノベリフォーム部門の坂入(さかいり)です。
12月に入り寒さも増してきましたが、日常生活の中で「値上げ」を感じる機会が増えていませんか?
実はこの物価上昇の波は、リフォーム業界にも大きく影響しています。
住宅設備や建材の価格改定はここ数年頻繁に行われており、検討が遅れるほどリフォーム費用が上がるリスクが高まっています。
私自身、実家のリフォームでたび重なる設備の値上げを経験し、予算管理の重要性を痛感しました。
この記事では、これからリフォームを検討される方に向けて、物価上昇時代の予算の考え方・見積比較・会社選びについて、わかりやすく解説します。
物価上昇がリフォーム費用に与える3つの影響
「リフォーム費用はなぜ上がっているの?」この質問は、最近ご相談でも非常に増えています。
【1】建材価格の高騰(木材・鉄鋼・内装材)
世界的な供給不足や輸送コストの増加により、建材価格は上昇傾向が続いています。【2】住宅設備(キッチン・浴室など)のメーカー価格改定
水回り設備は毎年のように価格改定が行われており、検討を先延ばしにするほど費用が増える可能性があります。【3】職人さんの人件費アップ
建設業界の人手不足に伴い、施工費も上昇しています。来年以降も上昇すると予測される分野です。→ つまり、リフォーム費用全体が「時間とともに上がりやすい」状況にあるということです。
物価が上がる今こそ重要!失敗しない「リフォーム予算の組み方」
リフォームが初めての方は、予算をギリギリに設定してしまうケースが多く、物価上昇の今は特に注意が必要です。▶︎予算には“余白”を持たせるべき理由
- ・追加の下地補修が必要になることがある
- ・設備の価格改定が入る場合がある
- ・デザイン変更などで費用が増えることがある
余裕のない予算だと、途中で悩んだり工事内容を妥協したりする原因になります。
見積比較は“最低3社”が基本。その理由とは?
よくある失敗のひとつが、1社の見積だけで決めてしまうことです。同じ「キッチン交換」でも、会社によって内容が大きく異なります。
▶︎見積金額が変わるポイント
- ・使用する材料のグレード
- ・下地補修を含むかどうか
- ・職人さんの工事品質
- ・保証期間やアフターサービスの内容
だからこそ最低3社の比較を行い、金額だけでなく内容の違いを理解することが重要です。
良いリフォーム会社の選び方は「価格の安さ」ではなく“総合バランス”
会社選びで多いのは「価格重視」ですが、本当に見るべきポイントは他にもあります。▶︎チェックすべき4つの基準
- ・施工品質
- ・アフターサービス
- ・担当者の対応・説明のわかりやすさ
- ・会社としての安心感(実績・体制)
ホテルを例にすると、ビジネスホテルと高級旅館のサービスが違うように、リフォーム会社にも“価格に比例する価値”があります。
弊社では、施工品質とアフターサービスを重視しており、リフォーム初心者向けに「会社選びチェックリスト」もご用意しています。
物価上昇の今こそ、早めの相談・早めの検討が安心
「いつかやろう」と思っている間にも、住宅設備の価格は変動しています。早めに相談することで、予算のブレを最小限に抑え、適正価格でリフォームできる可能性が高まります。
『予算組みが不安』『どれが適正価格かわからない』『どの会社がいいのか迷っている』『将来のリフォームのために情報収集したい』そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
物価が変動している時代だからこそ、正しい情報と比較があなたのリフォーム成功の鍵になります。
皆様の大切なお住まいづくりを、誠実にサポートさせていただきます。