こんにちは。無垢スタイルの吉田です。

梅雨に入る前に大きな台風の影響が列島を駆け抜けました。
皆様のご自宅、またはご近所に被害はございませんでしたか？

天井や壁に気になるシミが出ていたり、
バルコニーに水が溜まっていたり、
カーポートや雨樋に欠損が見つかったら、
ぜひ、お声かけください。

放っておくと被害がさらに他の部分に悪影響を及ぼすことがございます。

30年経っても壊しにくい家

今月、大規模リノベーションの解体工事が着工しました。

１週間〜２週間ほど掛けて

• ・大規模に改修する部分
• ・既存の設えを残しながら改修する部分
• ・壊さない部分

に分けて解体してまいります。

何事もスタートが大切ですよね。
リノベーションも同様、解体工事がとても重要です。

• ・着工前に打ち合わせた内容が実現可能か
• ・次の工程（電気、給排水、補強、断熱）などに不具合となる事象はないか
• ・既存の建物の基本性能に問題はないか

などがわかってまいります。

今回のお住まいは築30年程の木造２階建て。
大工さんが建てた注文住宅です。

解体工事着工から数日経ったある日、進捗の確認に行ったところ
解体業者から
「なかなかしっかり造ってある建物だよ」と一言。

• ・ビス、釘の長さや本数
• ・要所にボンドを用いた接着
• ・現在では簡素化されている部材の使用　→壁の通り（水平）を綺麗に見せる部材
• ・部材の量が多い、骨太なつくり

「壊れない。。。＾＾；」と。
（壊すのは壊すのですが）

お客様もちょうどお越しいただいていたので
その話をしたら、とても喜んでくださり
当時のことを思い出しながら色々話してくださいました。

施工業者や年代で異なる家の特徴

業者さんは毎日、解体をしているわけですから
色々な家のことを知っていて。

特に20年、30年、40年経った家を見てきています。
築年数や年代によっても家の特徴はありますが

• 大手メーカー
• ビッグビルダー（建売業者）
• 地域工務店
• 地元大工

などでも特徴が分かれる様です。

それらについては、私達も建物の現状把握をする際の
調査で垣間見ることができています。

本当に安心して永く住める家とは？

そんな「住まい」のことを仕事にしている私たちが
よく言っていることは
「家はお金と時間を掛けた分の価値しかない」
ということです。

たくさんの材料、素材をたくさんの業者、スタッフが関わって
かつ何十年も「安心して暮らしていただく」わけです。

工業的に積み上げられた知識上の「効率化」が
単一的な高性能素材の羅列が
果たして何十年にも亘り、その性能を保持し
「雨風に耐え、地震にも安心な住まい」ができるのでしょうか。。

「早くて、安くて、高性能」は辻褄の合わない言葉なのです。

• ・極限まで効率を上げて無駄を省きコストダウン！
• ・最短工期◯◯日！
• ・最新設備、最新商材の採用で最先端の住まい！

こんな広告に、どうしても目が行ってしまいますよね。
お得に建てたいお客様なら当然、気なるワードばかりです。

行動を起こすときはぜひ、フロントスタッフさんに様々な質問をしてみてください。

長い目で見て住まいを考えましょう

最近では、「建物の性能」が光熱費や改修費用に大きく関わっていて
イニシャルコスト（購入時費用）で数百万円の差があっても
ランニングコスト（毎月の光熱費やメンテナンス費用）などの
ライフサイクルコスト（生涯で掛かる諸々の費用）は逆転することなども話題になっています。

私どものリノベーションは「性能向上」を必要の目標にしています。
「耐震性能、断熱性能」を向上させたいお客様、ぜひお声がけください。

体感モールでは耐震部材の展示、断熱性能の体感ができます。
ぜひ、ご来場ください！

住まいの体感モール