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2017.03.23THU耐震診断・耐震補強リフォーム

3.11 東日本大震災から6年 〜住家被害をもう一度考える〜

こんにちは

リフォーム設計室のあっちゃんです。

梅の花も咲き、春の訪れまでもう少しですね。

平成23年3月11日 午後2時46分に発生した

「東北地方太平洋沖地震」から丸6年がたちました。

被災地では、今も復旧と復興が行われております。

昨年の4月14日には、熊本でも地震が発生しました。

毎年ですが、「耐震診断員」「被災建築物応急危険度判定士」として お話をさせて頂きます。

東北の地震は、プレート型の地震で、津波による被害が甚大となりました。

一方、関東で起こるであろう、首都直下型の大地震の場合、 地震による被害が多く想定されます。

耐震性の弱い建築物の倒壊、液状化現象による建物の傾き・倒壊などです。

一棟でも倒れない家を増やしたいと活動をさせて頂いている「耐震診断員」として、

特に耐震性の弱いと思われる建築物(特に昭和56年5月31日以前に建築された建物)については、

まず、耐震診断員による耐震診断をして頂き、現在のお家の状況を把握して頂くこと。

万が一、倒壊の可能性がある場合は、構造補強を行い、倒壊を防ぎ生存空間を確保することが、 望ましいです。

但し、補強を行うことにより100%被害を防ぐ事は保証できません。

何故なら、天災だからです。室内の家具や物により、被害を受けることもございます。

不要な不安をあおる事は致しません。正確な現状把握をして頂きたいとの思いです。

「天災は忘れた頃にやってくる」3.11や4.14を機会に、「明日は我が身」という思いで

もう一度身の回りの安全性や建物の強度をお調べして頂くことをお願い致します。

3.11以降、携帯電話やテレビ・ラジオで緊急地震速報が発表されております。

情報が発令された際は、冷静に心構えをし、地震が起きたらまず、身の安全の確保をお願い致します。

命さえ助かれば、人と人が助け合い、その後の生活手段はいろいろあると考えます。

ちなみに「被災建築物応急危険度判定士」とは、

万が一、大地震が起きた後、行政の依頼に基づき、被災した建築物について、

その後の余震等による倒壊の危険性、建築物の部分等の落下、転倒の危険性を 出来る限り速やかに判定し、

その結果に基づいて恒久的復旧までの間における

被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することにより、

被災後の人命に係わる二次的災害を防止することを目的と活動する判定士のことです。

活動依頼がないことが一番ですが。

不安をあおることは致しません。

正しい情報を正しく理解して、いざというときに正しい判断が出来るように

日ごろから、心がけて頂きたいと思っております。

無垢スタイル建築設計では、1棟でも被害を減らしたいとの思いで取り組んでおります。

無料の耐震診断や床下点検などを行っております。

現在お住まいのお家でご不安な事がございましたら、無垢スタイルまでご相談ください。

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