こんにちは。無垢スタイルの野田です。
今回もあると便利な手すりについてお伝えします。
手すりの設置でバリアフリーな家に
![手すり](/wp/img/blog/2022/09/0922b/20220922b_01.jpg)
建築業界では段差を解消する工事と一緒に
手すりの設置もバリアフリー工事と言われています。
障壁(バリア)を除外(フリー)する意味だと
手すりを設置する工事はギャップも感じますが、
1950年代に始まったノーマライゼーションという
「障害の有無に関係なく、誰もが同じ条件で生活する権利がある」
という考えに起因します。
手すりがあることで、部屋に籠もらず、
行きたい場所に行きたい時に自分の意思で行ける。
尊厳を持って自分らしく暮らすための基本的な考えです。
手すりを設置する際は使用者の体格や目的を考慮して
では手すりが張り巡らせてある家は過ごし易いのかというとそうとも言えません。
手すりの位置は、手すりを必要としている方の身長や体格、
目的に合わせた位置に設置することが重要です。
サイズが極端に大きい松葉杖や短い杖を想像して戴くと
イメージし易いと想います。
身体を預ける手すりであれば、
どんな高さだと力が入りやすく身体の負担も少ないか
トイレの立ち上がりに使用する手すりであれば
近過ぎる手すりは使いづらいものです。
杖の代わりに体重を掛けながら、手すりを使用する場合は
肘が伸びきっている方が、上腕の筋肉を使いません。
肘が曲がる位置に手すりがあると、上腕の筋力を必要とします。
また、ふらつき防止で手すりを伝い歩きするなら
肘が曲がっていた方が柔軟に対応出来ると想います。
これらも、全ての体調の方に当てはまる訳ではないので
個々人の体調と住環境で検討していく事が大切ですね。
バリアフリー工事も無垢スタイルへ
無垢スタイルには、介護福祉士の有資格者が在籍しています。
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