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2025.11.24MON床リフォーム

無垢フローリングの魅力と選び方|栗・赤松・オークを自宅で使い分けて分かったこと

こんにちは。
無垢スタイルのリノベリフォームの立石です。

今回は「無垢フローリングの種類と選び方」について、実体験を交えながらお話しします。
私の自宅では、フローリングをあえて3種類使い分けています。

【1階】:栗(クリ) 浮造り仕上げ 15mm間もの
【2階】:赤松(アカマツ) 30mm 間もの
【2階トイレ】:オーク(ナラ) 15mmユニ

実際にリノベーションのお客様宅で多くの無垢材の経年変化を見てきましたが、数年経って「これは本当に良い」と感じたのが 栗(クリ)フローリングの浮造り仕上げ でした。

栗フローリングの魅力:希少性×美しい経年変化

栗は耐久性が高く、水にも強い木材として知られていますが、私が心をわしづかみにされたのは「5年後の表情」です。
浮造り仕上げの栗は、柔らかい夏目だけが削られた凹凸ある表面が特徴。
この凹凸が光を拾い、時間とともに深みのある陰影に育っていきます。
感動を妻に伝えるために、わざわざ新品の栗材を購入し、お客様宅の経年した床と並べて撮影したのがこちら。

「5年後の姿が欲しい」と感じたのは、まさにこの“育つ質感”でした。

無垢フローリング最大の魅力=“育てる楽しみ”

無垢材が人気を集める理由は、何といっても経年変化を楽しめること。

・色味が深まる
・風合いが増す
・足触りが変化する

住まいとともに“育つ”素材は、住む人の日常をより豊かにしてくれます。

無垢フローリングを選ぶときに知っておきたい「種類の違い」

せっかく無垢フローリングを検討するなら、以下の違いも理解しておくと選択の幅がぐっと広がります。

●材種の違い

栗:耐久性・耐水性が高く、経年美が魅力
赤松:柔らかく足触りが良い、厚みがあるとさらに味わいが増す
オーク:硬く丈夫、どんなインテリアにも合わせやすい万能材

●加工方法の違い

・間もの:1本ものの高級仕様。存在感があり、経年変化も美しい
・乱尺:長さがランダムでコストを抑えつつ自然な表情
・ユニ:短い無垢材をつなぎ合わせた構造で、価格と安定性のバランスが良い

●張り方の違い

・片面張り
・ヘリンボーン
・乱張り

など「見た目の印象」が大きく変わります。

フローリング選びは家具選びにも影響する

無垢材の種類や加工を理解すると、ダイニングテーブルやチェアとの相性も意識して選べる ようになります。
木材同士のコーディネートによって、空間全体の統一感や居心地が大きく変わるため、床を選ぶことは“家全体のデザインを決める”とも言えます。

写真2:無垢材と家具の相性イメージ

無垢スタイルだからこそ、「素材を知って選ぶ楽しさ」を提供したい

無垢材を選ぶ楽しさは、素材を知るほど深まります。
『材種』『加工』『張り方』『触り心地』『経年変化』
その違いを理解したうえで選べるのは、無垢スタイルが大切にしている家づくりの魅力のひとつです。

「無垢フローリングをもっと知りたい」
「どの材種が自分の暮らしに合うのか相談したい」
そんな方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
あなたの暮らしにぴったりな“育つ床材”を、一緒に見つけていきましょう。

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